概要
こんにちは!Qitzの平田です!
前回に続いて、今回はUnity公式の2Dアクションチュートリアルを徹底的に丁寧に解説して行きます!
Unity公式Boltのチュートリアル(英語)のキャラクターが歩くアニメーションをするところまで作って行きたいと思います!
キャラクターのアニメーションを再生させる
ここでは、キャラクターに設定されたアニメーションを再生させる部分を見ていきます。
また再生させるアニメーションなのですが、実はすでにPlayer中にアニメーションが設定されていたりします。
今回は、キャラクターに設定されているアニメーションの内容などを確認するため
Window/Animation/Animator
を選択します。
今回はこのようなAnimatorのStateが組まれていることがわかります。
ここで、Idle(待機モーション)からWalk(歩くモーション)に遷移するための条件を見てみましょう。
ここでは、Speedというパラメーターが設定されていてその値が0.01超過だった場合は、Walkに遷移するようになっています。
反対にWalkからIdleへ遷移する条件はSpeedが0.5未満だった場合になっています。
BoltでAnimaterのSpeedをMovementに合わせて変化させるようにする
では、早速AnimatorにMovementの値をセットするためのGraphを作ってみます。
こんな感じでUnitをつなげてみます。
AnimatorのSetFloatの名前は Speedとします。
この処理は何を行っているのか?
こちらの処理では、
1:GetVariableでMovementの値を取得
2:Absoluteで絶対値に変換(Movementの値は -5 ~ 5の値が来るので 0~ 5の値に変換します。)
3:Animator Set FloatでSpeedに2で取得した値をSetします。
Updateの流れにつないで実際に処理が動くようにする
では、Updateの緑矢印の繋がりに繋ぎこんで実際に動かしてみます。
今回はBranchの緑矢印出口とSetLoacalScaleの緑矢印出口からAnimator Set Floatの緑矢印入り口にコネクタを繋ぎました。
なぜ2箇所の出口と繋いだのか?
今回は、Branchから(Movementが0と等しいかどうかを)Trueだった場合のUpdateとFalseだった場合をBranchで分岐させているため、True,FalseどちらでもAnimationにSpeedの値を入れたいので、両方の出口の緑矢印からAnimatorの緑矢印の入り口につないでいます。
動きを確認してみる
こんな感じでMovementに沿って歩くアニメーションが再生されるようになりました!
次回
次回はプレイヤーがジャンプしたりするところを実装して行こうかなと思います!