創業理念

創業に至った経緯・理由

創業者である平田圭佑が個人事業主のときより始めた事業で独立前のゲーム会社で働いていたサラリーマン時代(カプコン 東京支店に勤務)に自分でオリジナルのゲームを開発したいという思いが強まり始めた事業となります。大手漫画家とのキャラクターIPを絡めたオリジナルゲーム開発や依頼を受けてのスマートフォン向けのゲームをSwitchに移植、さらにアーケードゲームへの移植などもおこない非常に高いゲームシステムの構築技術を保有しております。

創業によって解決可能となる課題

弊社ことQitzソフトはこれまで様々なゲームソフト開発を行い、お客様に納品物を喜んでもらいながら成長してきました。代表がもともと株式会社CAPCOMのゲームエンジニアであり、ゲームコンテンツを通してもっと世の中に自分の考えたゲームの面白さお届けしたいという想いからこれからもコンテンツを制作しつづけます。

経営理念・ビジョン

・プラットフォーム移植の受託業務を安定した収入源としビジネスモデルを事業に最適化させて事業規模のスケールを行うものとする。

・余剰資金と余剰の人員リソースを使い自社ソフトの開発に投資し会社の成長を図っていくものとする。


創業者の強み・人脈・ノウハウ・弱みとその補強方法

・創業者がゲーム開発エンジニア出身:創業者がエンジニア出身のため、高い技術力をもち開発やゲーム界隈への人脈も大きい。

・ ゲーム開発メンバーの調達:5年以上、ゲーム開発のコミュニティを運営しておりその中から開発向きのエンジニアを安定して獲得することに成功している。

・ 有名漫画家とのコラボ:ゲーム開発コミュニティで広げた繋がりの中でのユーザーへの購買訴求力のあるキャラクターIPを保有している有名漫画家との事業提携など。

対象市場

対象市場について

対象市場は、ゲーム開発者のコミュニティ・デザイナークリエイターと繋がっており日々セミナーやコミュニティを形成するためにイベントを開き営業をおこなっていくのが望ましいと考えております。

対象市場の規模・特徴・成長性

プラットフォーム移植の対象の市場の規模として、まずは市場に出回っているゲームの数だけ移植による横展開をおこない収益を伸ばしていきたいと考える権利者が存在します。

また、移植元のプラットフォームとなる、任天堂SwitchやソニーのPlayStationなどは、情報を開発会社だけにクローズドに展開しており、他のユーザーや開発者が簡単に参入できないようになっているため参入障壁が高く、市場が大きくクローズドな魅力的な市場となっています。

想定顧客

・プラットフォーム移植をおこないたいと考えているゲーム開発会社

・教育アプリコンテンツをパブリッシングしたいと考えている教育教材関係者

・自分のキャラクターIPをもっている漫画出版関係者

・乙女ゲームをプレイしたいと考えている女性ユーザー

競合他社との差別内容、優位性、提供製品・商品・サービスが選ばれる理由

競合他社と比較し優位性があるものとしては、まずは個人開発者に対する営業力が非常に高いことが挙げられます。

代表が個人開発者向けのセミナーや勉強会をこれまで500回以上開催しており、個人開発者と非常に強いコネクションやコミュニティを形成しております。

このコネクション経由でプラットフォーム移植案件やアプリ開発の案件受注を行うことが可能です。

また業界がクローズドな為、競合他社などの参入が少なく安定性の高い市場であるという認識であります。

事業実施

収益獲得の仕組み

・プラットフォーム移植について:収益獲得の仕組みとしては移植を行いたい権利元と納品契約を交わし、移植後のアプリパッケージを依頼元に納品することで収益をあげるものとします。

・自社ゲームの販売について:自社ゲームに関しては、AppStore、GooglePlay、Steam、Switchストア、PlayStationストアなど各種プラットフォーム向けにアプリをリリースし一般ユーザーへの販売により収益を得るものとします。

製品・商品・サービスの製造・調達ルート

製品の製造に至るまでのフローとしては、自社のエンジニアによって製品の開発・製造をおこない各種プラットホーム中におけるストア(例:APPStoreなど)にアプリの登録をおこないリリースしそれをもって納品とみなし依頼者より収益を得ます。

販売戦略

顧客の獲得方法としての戦略としては、常時会社でセミナーや勉強会を開催しゲーム開発者とのコネクションを確立し開発案件の獲得を図っていくものとします。

想定されるリスクとその回避方法

想定されるリスクとしては、まずは開発を行うエンジニアの属人生が高くかつ、ポータビリティが高いため、転職や辞職によって担当がいなくなると案件が頓挫する可能性が高くなってしまうことなどが挙げられます。

こちらのリスク回避のために、案件にはエンジニアを複数動員しコードレビューを常時おこなうことで属人生を下げて万が一担当者が辞職しても残りメンバーで開発を継続できるような体制を築くことでリスクを下げられると認識しています。

事業計画

当年度

第1四半期

アプリの受託開発・プラットフォーム移植関連の案件をこなして実績を積み重ねる。

第2四半期

大企業より新規案件の相談と資本出資の相談をうけてアプリ開発・プラットフォーム移植をメイン事業に据えて開発を行う。

第3四半期

既存業務の消化と新規案件用の対応エンジニアを3名ほど採用する。

第4四半期

アプリ開発エンジニアの育成と開発案件の補佐をベースに業務を遂行する。

翌年度

第1四半期

引き続きアプリ開発者の育成と開発の補佐をベースに業務を遂行する。

第2四半期

会社代表が営業メインで立ち回り、開発エンジニアに案件を渡して開発できる体制を整える。

第3四半期

開発エンジニアメインで案件を回せるようにし、代表は開発補助に徹するようにする。

第4四半期

プラットフォーム移植・アプリ開発関連に対して大企業より出資を受けるための業績の提示、事業計画の提出を行う。(今年度の段階で大企業より出資の打診は発生している。)

翌々年度

第1四半期

新卒のエンジニアを二名ほど増員する。代表は案件獲得の営業メインで立ち回るようにする。

第2四半期

新卒のエンジニアの教育と案件の消化を並行して行う。業績の安定化をメインに図る

第3四半期

大企業からの出資・バイアウトの実際の手続きを進める。

第4四半期

大企業からの資本注入後の会社側での体制整備・企業規模のスケーリング計画に沿って業務の拡大を推進していく。